2008/6/20現在

私の本棚・・高橋克彦・・

1947年岩手県生まれ。早稲田大学卒業。
'83年「写楽殺人事件」で江戸川乱歩賞受賞、'86年「総門谷」で吉川英治文学新人賞、'87年「北斎殺人事件」で日本推理作家協会賞、'92年「緋い記憶」で直木賞、2000年「火怨」で吉川英治文学賞を受賞する。著書に「天を衝く」(上下)、「時宗」(全四巻)他がある。
題名 表紙 出版 種類 内容(本データより)
緋い記憶 文芸春秋 文庫 緋・・  古本屋で見つけた生まれ故郷の古い住宅地図には、あの少女の家だけが、なぜか記されていなかった。同窓会を口実に故郷を訪ねた主人公の隠された過去、そして彼のまぶたの裏側に広がる華やかな緋色のイメージとは、一体何なのか・・・。直木賞受賞作。表題作ほか、選考委員の激賞を受けた「ねじれた記憶」など七編。
緋い記憶 文芸春秋 単行 緋・・  古い住宅地図に閉じ込められた思い出の町、あの少女の家は空き地とだけ記されていた…。凍りついた時のゆるやかな復讐が始まる―。表題作ほか7篇。
火城 PHP 単行 "火城・・  幕末・維新の技術者達の群像を、新・直木賞作家が描く。 類まれな行動力と涙で藩を動かした男・佐野常民―日本赤十字社の生みの親である。彼は、いかにして西洋の最先端技術を導入し、独自の蒸気船・蒸気車を造ろうとしたのか。技術者・からくり儀右衛門らの協力を得て、夢の実現を目指す男を描いた本格歴史長編。 "
ゴッホ殺人事件 講談社 単行 ゴ・・・  パリで美術品修復家をしている加納由梨子の母が東京で死に、貸金庫にドイツ語で書かれたリストが遺された。「ヴィンセント」の文字はゴッホと関係があるのか。パリに戻った由梨子のもとへ、オルセー美術館のゴッホ研究者がたずねてきた。貸金庫に遺された謎のリスト。ゴッホ研究者たちが追う喪われた名作とは。
ゴッホ殺人事件 下 講談社 単行 ゴ・・・  自宅に盗聴器が仕掛けられ、由梨子はホテルに避難していた。元恋人・由梨子を案じて、塔馬双太郎は、パリへ向かう。日本人の画商がオルセーに鑑定を依頼した1枚の画をめぐり、双太郎は独自の推理を展開する。100万読者を震撼させた『写楽殺人事件』『北斎殺人事件』『広重殺人事件』の浮世絵三部作。今、ふたたび「名画ミステリー」の新しい伝説が始まる。
写楽殺人事件 講談社文庫 文庫 写・・・  謎の絵師といわれた東洲斎写楽は、一体何者だったか。構成の美術史家はこの謎に没頭する。大学助手の津田もふとしたことからヒントを得て写楽の実体に肉迫する。そして或る結論にたどりつくのだが、現実の世界では彼の周辺に連続殺人がおきていてーー。第29回江戸川乱歩賞受賞の本格推理作。
写楽殺人事件 講談社 単行 写・・・  幻の絵師、東洲斎写楽の実像を追う若き研究家、そして起こる二重三重の殺人ーー二百年の歳月の壁を越える二つの謎!
聖豹紀・ジャガーセンチュリー 講談社 単行 「バンドネオンの豹」の闘いから二十数年の月日が流れた。ふたたび現れたサーベルドラゴンが狙うのは、人の魂を操れる機械。それに対して、美しい地底王国アガルタと地球を守るため、ジャガー、藤村たちが立ち上がる。チベットのラマ僧や謎の美少女マリも登場し、中央アジアの地底で前代未聞の"400枚連続バトル"が始まる。
前世の記憶 文芸春秋 単行 イッタイコレハ、誰ノ記憶ナンダ…。催眠療法で見知らぬ少年の記憶を取り戻した男。表題作など八篇。直木賞受賞の記憶シリーズ第二弾。
即身仏の殺人 実業之日本社 単行 湯殿山、羽黒山を舞台に展開する連続殺人。民間信仰と現代の欲望をからませた、歴史ミステリーの傑作。
霊の柩 祥伝社 単行 霊・・・  「たしかにここは十和田湖畔だ。しかし…」九鬼虹人たちは眼前の光景に驚愕した。世界各地に"竜"の足跡を追い求め、さらにイシュタル神の導きで縄文日本へと旅した彼らは、ようやく「現代」へ帰還したはずだったが―到着したのは、なんと大正八年の青森・津軽だった。なぜ七十数年もズレたのか?どうしたら戻れるのか?やがて若き日の宮沢賢治、江戸川乱歩らと出会い、九鬼は閃いた。「現代」に帰るには"神"と交信するしかない―かくして九鬼たちは霊能ブームに沸く英国ロンドンへと旅立った。はたして彼らを待ちうけるものは…。"神"とは?"霊魂"とは?人類最大の謎と、歴史の定説に敢然と挑む著者畢生の大河ロマン、瞠目の新展開。
時宗 巻の一 乱星 NHK出版 単行 時宗一・・奥州藤原氏を滅ぼした源頼朝が鎌倉に幕府を開いてから五〇年、源氏に代わってその実権は北条一族の手に移っていた。第五代執権となった北条時頼は国のあるべき姿を求め、己れの信ずる道を突き進んでいく。だが、その頃、海を隔てた大陸の彼方からはかつてこの国が遭遇したことのない未曾有の危機が迫りつつあった…。
時宗 巻の二 連星 NHK出版 単行 時・・・  北条一門との激しい攻防の果てに幕府を纏めた時頼は、さらに九条道家の陰謀も封じて盤石の体制を築くが、病いのために執権職を辞すことを余儀なくされた。蒙古の脅威が日増しに伝えられるなか、出家した時頼は自らの後継者として時宗を指名する。日本の将来を託された時宗は、鎌倉幕府の楯となって蒙古軍の襲来を防ぎ、この国を守る決意をした。2001年NHK大河ドラマ原作。
時宗 巻の三 震星 NHK出版 単行 時宗3・・亡き父・時頼の後継者として、時宗はその遺志を受け継ぎ国を一つにまとめるため、兄の時輔をはじめ北条一族や安達とともに、幕政に異を唱える将軍を更迭することに成功する。だが時を同じくして、大陸を席巻する蒙古の皇帝クビライから、服属を求める国書が日本に送られてきた。第八代執権となった時宗は、幕府の威信と武士の意地を賭け、かつてない最強の敵との戦いに臨む。2001年NHK大河ドラマ原作。
時宗 巻の四 NHK出版 単行 時宗四・・  時頼の死から十一年後、日本に狙いを定めたクビライの軍団がついに大陸から出撃を開始する。鎌倉幕府執権の北条時宗は国を守り抜くため、父が遺した究極の作戦の封印を解いた。そして九州の武士団を中心とした時輔と太郎率いる日本軍は、怒涛の勢いで押し寄せる蒙古の大軍と、度重なる激闘を展開する―。歴史の大転換期を駆け抜けた鎌倉の男たちの、熱き魂を描いた待望の最終巻。
刻迷宮 徳間書店 単行 刻・・・  歪められた歴史を修復する鍵は、坂本龍馬が握っていた。古代ギリシァで沖田総司はアンネ・フランクやヘラクレスとともに闘い、あと一歩のところまで追い詰めるが…。相容れない両者の理想と現実。龍馬は再び「刻」を超え、古代中国に理想郷を求める。総司もまた歴史修復のため、宿敵を追い古代中国へ。
春信殺人事件 角川文庫 文庫 春信・・  歌麿・清長とともに江戸の三大美人絵師として名高い鈴木春信。彼の数点しか現存しない希少な肉筆画が発見され、七億円で安本商事に落札された。だがその作品からは決定的な贋作の証拠が見つかり、再び葬り去られる。浮世絵専門の捜し屋、仙堂耿介はその「春信」と共に蒸発した男・遠藤を捜す依頼を受けた。彼を追ってNYに飛んだ耿介を待ち受けていたのは、あの美術探偵塔馬双太郎だった…!「春信」に隠された驚愕の真相とは!大胆な歴史推理が堪能できる本格浮世絵ミステリー。
北斎殺人事件 講談社 単行 北斎殺・・  ボストン美術館で殺された老日本人画家とは何者か。一方日本では、謎の生涯を送った浮世絵師葛飾北斎の正体に迫ろうと研究家たちが資料を追う。北斎は陰密だった?日本とアメリカを結ぶキイはどこか?『写楽殺人事件』に続く浮世絵推理の傑作。日本推理作家協会賞受賞作。
北斎殺人事件 講談社文庫 文庫 北斎殺・・  ボストン美術館で殺された老日本人画家とは何者か?一方日本では、謎の生涯を送った浮世絵師葛飾北斎の正体に迫ろうと研究家たちが資料を追う。北斎は隠密だった?日本とアメリカを結ぶキイはどの辺にあるのか、またキイを握る人物とは?浮世絵推理の第一人者の「写楽殺人事件」に続く傑作。日本推理作家協会賞作。
北斎の罪 講談社文庫 文庫 北斎・・  幻の北斎漫画が発見された。美術評論家橋本のもとへ、代議士秘書から持ち込まれた十三編の北斎漫画は果たして本物か。そして北斎の罪とは何を指すのか。浮世絵推理の真骨頂を示す表題作のほか「竜の棺」の原点である「竜の伝承」など、伝奇、SF、ホラーの名品をあつめ、高橋ワールドを一挙公開の秀作集。
炎立つ 巻の一 北の埋み火 NHK出版 単行 炎立つ北の・・    陸奥の豪族安倍頼良の館では息子貞任の婚儀が盛大に始まった。平将門の乱が平定されてすでに百年を越え朝廷は蝦夷たちを俘囚と侮るばかりだった。源平の武士たちの台頭を前に東北の地に黄金の楽土を築こうとした藤原氏の夢がこの夜大きな炎となって燃えあがる。著者渾身の大作歴史ロマン全五巻刊行開始。
炎立つ 巻の二 燃える北天 NHK出版 単行 炎2・・鬼切部の戦いを制した安倍頼良・貞任父子。朝廷はしかし、新たな陸奥守として源頼義を任命する。藤原経清の願いも空しく陸奥はふたたび戦乱に引き戻された。「前九年の役」、後にそう呼ばれる安倍一族と源頼義の生死をかけた激突は、みちのくに生きる人々の運命を大きく変えていった。
炎立つ 巻の三 空への炎 NHK出版 単行 炎立つ空への・・    黄海の戦さの大敗で後のない源頼義・義家は、出羽の清原と手を結び最後の巻き返しに出た。清原参戦に苦悩する藤原経清と安倍貞任。さらに内から崩れていく安倍一族の固い結束。戦場は一路北へ、そして舞台はついに「前九年の役」の終章厨川の柵へと移される。空を染める炎のなかにみちのくが輝き続けた一つの時代が消えた。安倍氏対源氏存亡をかけた宿命の闘い「前九年の役」最後の激突。
炎立つ 巻の四 冥き稲妻 NHK出版 単行 炎立つ四・・    経清・貞任の死により前九年の戦いは終わった。経清の妻結有は敵方の清原氏へ嫁がされ、清衡と改名した清丸は安倍氏の再興を心に誓う。さきの大戦から20年、清原真衡・清衡・家衡異父・異母兄弟の確執と源義家の陸奥守就任が、みちのくを再び炎に包む。北の覇者をめぐっての壮大なドラマは、黄金の都・平泉へ向けていよいよ動き始めた。
炎立つ 巻の五 光彩楽士 NHK出版 単行 "炎5・・経清の果たせなかった楽土への熱き想いは藤原清衡の手により平泉の地に大成する。やがてみちのく全土は黄金の輝きに包まれた。平氏が権勢を誇る時代たった一人の少年が楽土・平泉を訪れる。その裏に隠された奥州藤原氏の真実と源氏との闘いに直面する秀衡・泰衡父子の決断。蝦夷であり続けるために男たちが選んだ道とは…。 "
竜の柩 上 祥伝社 単行 竜・・   東洋では神と崇められ、西洋では悪魔の化身とされる〈竜〉。人類の文明を二分する竜の謎を世界各地に追い求めた九鬼虹人たちは、〈ノアの方舟〉伝説をもとにトルコ・アララト山に眠る〈竜の柩〉を発見し、乗り込んだ。やがて彼らは地球と見紛う地に到着した。古代シュメール語を使い、聖書の記述に酷似した人々の生活。が、そこでも〈竜〉を神とする一族と、悪魔と忌む一族の対立があった。何のために、なぜ、九鬼はこの地に招れたのか?
竜の柩 下 祥伝社 単行
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