2008/6/20現在
私の本棚・・横山秀夫・・
昭和32(1957)年東京生まれ。国際商科大学(現・東京国際大学)卒業後、上毛新聞社に入社。平成3(1991)年「ルパンの消息」が第9回サントリーミステリー大賞佳作となり、フリーライターに。マンガの原作や児童向けの本を手掛けながら、平成10年「陰の季節」で第5回松本清張賞を受賞。平成12年には「動機」で第53回日本推理作家協会賞・短編部門を受賞する。斬新な警察小説が、各界から熱い注目を集めている。
題名 表紙 出版 種類 内容
徳間書店 単行 顔・・    だから女は使えねぇ!鑑識課長の一言に傷つきながら、ひたむきに己の職務に立ち向かう似顔絵婦警・平野瑞穂。描くのは犯罪者の心の闇、追いつめるのは「顔なき犯人」。警察小説に鮮やかなヒロイン誕生。
影の季節 文芸春秋 単行 影の・・   天下りなど、人事問題に真正面から取り組んで、かつてない警察小説だ、と選考委員の激賞を浴びた受賞作ほかD県警シリーズ3篇
影踏み 祥伝社 単行 影・・   窃盗罪での服役を終え出所した真壁修一(34)が真っ先に足を向けたのは警察署だった。二年前、自らが捕まった事件の謎を解くために。あの日忍び込んだ家の女は夫を焼き殺そうとしていた―。生きている人間を焼き殺す。それは真壁の中で双子の弟・啓二の命を奪った事件と重なった。十五年前、空き巣を重ねた啓二を道連れに母が自宅に火を放った。法曹界を目指していた真壁の人生は…。一人の女性をめぐり業火に消えた双子の弟。残された兄。三つの魂が絡み合う哀切のハード・サスペンス。
クライマーズ・ハイ 文芸春秋 単行 クラ・・   北関東新聞の古参記者、悠木和雅は、同僚の元クライマー、安西に誘われ、谷川岳に屹立する衝立岩に挑む予定だったが、出発日の夜、御巣鷹山で墜落事故が発生し、約束を果たせなくなる。一人で出発したはずの安西もまた、山とは無関係の歓楽街で倒れ、意識が戻らない。「下りるために登るんさ」という謎の言葉を残したまま―。未曾有の巨大事故。社内の確執。親子関係の苦悩…。事故の全権デスクを命じられた悠木は、二つの「魔の山」の狭間でじりじりと追い詰められていく。
第三の時効 集英社 単行 犯人か。刑事か。追われているのはどっちだ。男たちの矜りがぶつかりあう。これぞ警察小説の白眉。
動機 文芸春秋 単行 動・・   署内で一括保管される三十冊の警察手帳が紛失した。犯人は内部か、外部か。男たちの矜持がぶつかりあう表題作(第53回日本推理作家協会賞受賞作)ほか、女子高生殺しの前科を持つ男が、匿名の殺人依頼電話に苦悩する「逆転の夏」。公判中の居眠りで失脚する裁判官を描いた「密室の人」など珠玉の四篇を収録。
深追い 実業之日本社 単行 深・・   事故死した夫のポケベルに、メッセージを送り続ける妻。何のために?誰のために…。事故と事件の狭間に揺れる様々な思惑を見事に描く著者独自の警察小説。
臨場 光文社 単行 臨場―警察組織では、事件現場に臨み、初動捜査に当たることをいう。'終身検視官'の異名を持つ倉石は、他の者たちとは異質の「眼」を持っていた。'終身検視官'、死者の人生を救えるか―。組織と個人、職務と情、警察小説の圧倒的世界。
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